ダニ媒介感染症の注意喚起

マダニの感染症に注意しましょう！

重症熱性血小板減少症候群（SFTS） 

重症熱性血小板減少症候群（SFTS）は、SFTSウイルスを保有しているマダニに咬まれることにより感染するダニ媒介感染症です。

福井県内で採取されたマダニ類（フタトゲチマダニ等）からSFTSウイルスが確認されています。
 

マダニに咬まれてから6日～2週間程度の潜伏期間の後、38度以上の発熱、消化器症状（食欲低下、嘔気、嘔吐、下痢、腹痛）などの症状がでます。重症化し死亡することもあります。

野外で作業をおこなうときは、次のように注意してください。

マダニに咬まれないようにしましょう

1. 森林、草むら、やぶ等に入る場合には、長袖、長ズボンを着用し、肌の露出を少なくしましょう。
2. 服は明るい色のもの（マダニを目視で確認しやすい）を着用しましょう。
3. 野外活動後はシャワーや入浴で、マダニに咬まれていないか確認しましょう。

もしマダニに咬まれてしまったら

1. マダニに咬まれたら、無理に引き抜こうとせずに、医療機関（皮膚科）で処置してもらいましょう。
2. マダニに咬まれた後は、数週間程度（6日～2週間程度）は体調の変化に注意し、発熱や下痢などの症状が出た場合は早めに医療機関を受診しましょう。